こんにちは、わかです。
ジュエリー初心者がはじめに揃えるものとしてよくパールのピアスがあげられます。でもピアスホールがないよ!という方に向けてイヤリングを探してきました。
プチプラからご褒美価格までありますのでよかったら参考にしてくださいね。
真珠を含む宝石の耐久性、ジュエリーの地金についての記事はこちら
天然真珠と養殖真珠
現在市場に流通している真珠の多くは養殖です。株式会社ミキモトの創業者である御木本幸吉氏が1893年に世界で初めて真珠の養殖に成功しました。
- 自然界で人の手を介さず、偶然に貝の中でつくられるもの
- 日本ではアコヤ貝などから取れた真珠が古くから重宝されてきた
- 19世紀の乱獲や海洋汚染などにより現在では非常に希少なものとなった
- 人の手によって、生きた貝の中でつくられるもの
- ミキモトの創業者によって始められた
- 日本の養殖アコヤ真珠は世界でも高く評価されている

日本での主な産地は伊勢志摩(三重県)、宇和島(愛媛県)、対馬・壱岐(長崎県)などが有名です。
真珠の種類
①アコヤ真珠
主要産地は日本。大きさは2~10mm程度で6~7mmが一般的です。他の種類と比べると小さめ。色は白系が中心です。
冠婚葬祭や入園・入学式などフォーマルな場面での着用に向いています。小さめのものを選べば日常使いもしやすいので、迷ったら幅広く使えるあこや真珠がおすすめです。
②シロチョウ真珠
主要産地はオーストラリアやインドネシアなど。10mm以上の大きなサイズに定評があります。色はシルバーやゴールドなど。
存在感があり華やかなので結婚式やパーティーに向いています。入園・入学式など華やかさをプラスしたい場面でも◎
③クロチョウ真珠
主要産地はタヒチ。10mm以上の大きなサイズが主で、11~13mmが一般的です。色は黒だけでなくグリーン系も。
日本ではお悔やみの席で着用するものというイメージを持つ方もいるので、結婚式など慶事での着用は避けるのが無難。それ以外のパーティーや普段使いで気兼ねなく楽しみたいですね。
④マベ真珠
主要産地はフィリピンや日本の奄美大島。そのほとんどが半形をしています。大きさは13~15mmが主流。白系や青系、オーロラのような色まで様々です。
大ぶりで華やかさがありますので夜の結婚式やパーティーなどにおすすめ。カジュアルな服装にあわせてもお洒落で素敵です。存在感のあるパールアイテムを探している方に。
⑤淡水真珠
主要産地は中国。楕円形のものが多いが形は様々。色は白系だけでなくオレンジ、ピンク、紫など。大きさは5mm以下の小粒のものがメインです。
その他の真珠と比較して生産量が多いため安価なのがメリットのひとつ。耐久性もあるので日常使いしやすいでしょう。

ひとくちに真珠といっても種類は様々です。
大きさや色などの好みや目的にあわせて選びましょう。
真珠の評価基準
真珠にはダイヤモンドのような国際的な評価基準はありませんが、母貝の種類、サイズ、色、形、巻き、テリ、傷など様々な点が品質や価値に影響します。
- 種類:アコヤ貝、シロチョウ貝、クロチョウ貝、イケチョウ貝(淡水真珠)、マベ貝など。採取される貝の種類によって特徴が異なる。
- サイズ:2~10mmくらい、6~7mmのものが一般的。
- 色:クリーム色、黄、緑、青、紫、藤色、白、灰色、黒など。
- 形:真円のものが最高品質とされるが目的やシーンに合わせて多様。最近はバロックと呼ばれるいびつな形の真珠がカジュアルなアクセサリーとして楽しまれている。
- 巻き:真珠層の厚さ。巻きが厚いものが良しとされる。
- テリ:真珠の光沢。テリが強いものが良しとされる。
- 傷:真珠にできる傷。50個ほど使用してつくられるネックレスは基準が少し緩く、数個でつくられるリングやイヤーアイテム、ペンダントは基準が厳しいとされる。

評価の高さと似合う真珠はイコールではありません。
たとえば「テリ」は強い真珠が高品質とされますが、柔らかい光沢をもつものが似合う人もいます。
真珠のイヤリングの選び方
選び方のポイントは主に以下のような点です。
- 真珠の種類、サイズ、色などを好みや目的にあわせて選ぶ
- フォーマルにはあこや真珠の7~8mmがおすすめ
- オフィスやカジュアル、初心者にはあこや真珠か淡水真珠の6mm以下が使いやすい
- 身長の高い方や華やかなものが好きな方は9mm以上も候補に入れてみると◎

管理人はあこや真珠の8mmを購入しフォーマルにもデイリーにも着用しています。
樹脂ノンホールタイプですっきりとして見えるので、地金フープイヤリングとのコーディネートを楽しんでいます。
イヤリングの種類についてはこちらの記事を参考にしてください!
イヤリング~10,000円以内~
6~7mmの一般的なサイズのあこや真珠のイヤリング。少し小さめですがフォーマルにもデイリーにも使えて便利です。
地金はSV925でシルバーカラーのみですが、とてもお手頃な価格なのでお試しにぴったりですね。
フォーマルにもデイリーにも使える定番サイズのイヤリングです。地金はSV925でシルバーカラーのみ。
地金も真珠も価格が高騰していることを考えるとお値打ち価格だと思います。初心者の方のお試しや日常使い用に。
商品画像はピアスですが、選べる金具の種類が非常に多くイヤリングもチョイスできます。ゴールドカラー派にうれしいSV925のゴールドメッキやK18YGも。
真珠はひとつひとつ色や形、テリの強さが異なり個性があります。最高品質からは外れてしまったものをお値打ちで販売されているようです。真珠を選べるところがうれしい。
イヤリング~30,000円以内~
こちらは「花珠」と呼ばれる最高品質の真珠に近いものなのだそう。商品画像はピアスですが、イヤリングも選べます。SV925のゴールドメッキやK18YGも。
先ほどと同様に真珠を選べるのがうれしい。口コミに載っている画像の真珠がどれもテリが強いので期待できそうです。管理人も狙っています!
ジュエリーツツミの淡水真珠のイヤリング。地金はK10YGです。小粒の淡水真珠3連でイヤリング金具が目立ちにくいので、金具のボリュームが気になる方にもおすすめ。こちらはデイリー使い用に。
お揃いのネックレスを持っていますが、テリが良く色も形もきれいでお気に入りです。ツツミは定期的にイヤーアイテム20%offセールを開催しているので、気になる方はこまめにチェックしてみてくださいね。
揺れる淡水真珠がフェミニンな印象のK10YGとWGのイヤリング。一粒パールとは少し違ったアイテムをお探しの方におすすめです。こちらはデイリー使い用に。
ジュエリーツツミの真珠はプチプラでも色、形、テリのバランスが良くコスパも◎実物を見てから検討したい方は店舗でチェックしてみてください。
イヤリング~30,000円以上~
K18YGのあこや真珠のイヤリング。真珠は6mmと小さめなので日常使いしやすいですね。揺れるデザインで柔らかく上品な印象です。
昨今価格が上がり続けているゴールドですが、K18のイヤリングをこのお値段で提供できるのはさすがです。
あこや真珠の一粒イヤリング。パールのイヤリングは地金がSV925のシルバーカラーが多い印象なので、プラチナでこのお値段はお買い得です。
シンプルでフォーマルにもデイリーにも使えるので、長く愛用できる耐久性の高いプラチナ製はうれしいですね。こちらもジュエリーツツミですので、お得なセール期間での購入がおすすめです。
3連のあこや真珠がお洒落なこちらのイヤリングは日常使いや華やかな結婚式にも。地金はSV925のシルバーカラーのみですが、真珠の存在感があるのでYGやPGをお使いの方でも気になりにくいかなと思います。
一粒パールを持っていて、もう少し華やかなアイテムを探している方におすすめ。口コミ件数が多く評価も高いので安心です。
パールのイヤリング特集まとめ
- 真珠の種類、サイズ、色などを好みや目的にあわせて選ぶ
- フォーマルにはあこや真珠の7~8mmがおすすめ
- オフィスやカジュアル、初心者にはあこや真珠か淡水真珠の6mm以下が使いやすい
- 身長の高い方や華やかなものが好きな方は9mm以上も候補に入れてみると◎
真珠のジュエリーはフォーマルな場面だけでなく、日常生活の様々なシーンで活躍してくれるアイテム。
繊細なイメージもある真珠ですが、イヤリングであれば水や汗に触れる機会が少なく取り入れやすいのでおすすめです。
みなさんがお気に入りのパールアイテムに出会えますように。
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