こんにちは、わかです。
猫と生活していると気なるのが抜け毛。ブラッシング嫌いの猫がいてお悩みの方も多いはず。
うちでも以前はブラッシングが不評でしたが、いつのまにか「気持ちいいからもっとやれ」とのリアクションをしてくれるようになりました。
今回は管理人家の愛猫たちからの評判も参考にしたおすすめブラシをご紹介します!

11歳♀。姫と姉妹だがクールな関係。毎日のように管理人の寝かしつけをしてくれるなど面倒見が良い。短毛だがそこそこコシのある毛質。

11歳♀。お嬢と姉妹だがクールな関係。おてんばで運動神経が良く、地頭も良いのでいつも管理人が驚くようないたずらをする。短毛でふわふわとしたねこっ毛の持ち主。
猫用ブラシの種類
猫のブラシは毛の長さや使用目的にあわせて主に以下のような種類があります。
ラバーブラシ
シリコン製やゴム製のブラシ。やわらかいので気持ちいいのか猫ウケは抜群に良いです。ブラッシングが苦手な子にもおすすめ。ただし、絡まりがちな長毛種のこにはあまり効果がないかも。ブラッシングに慣れさせたいときやコミュニケーションの一環として使い始めるのに◎

ブラッシングはあんまり好きじゃないけどこれは許す。
アンダーコートブラシ
アンダーコートをお手入れするためのブラシ。短くてふわふわとした毛をしっかりとキャッチしてほぐしたり抜け毛を絡めとったりすることができます。抜け毛がとくに気になる換毛期の使用にもおすすめ◎
- 猫は主に「シングルコート」と「ダブルコート」の2種類
- 「ダブルコート」の猫は「オーバーコート」と「アンダーコート」の二重構造
- 多くの猫は「ダブルコート」だと言われる

ざっくりと説明するとオーバーコートは長くてしっかりとした毛、アンダーコートは短くてふわふわの毛です。うちの猫たちはどちらも持っているので「ダブルコート」です。
柔毛ブラシ
豚や馬などの毛を使用したブラシ。人間の場合もそうですが肌や毛への刺激が少なく、ツヤ出しができます。抜け毛をしっかり取るものではないのでブラッシングの仕上げとして使用するのがおすすめです。

いつもツヤツヤのあたしだけど、これを使うともっとツヤツヤになるの。
コームブラシ
ブラッシングで取り切れなかった毛を取り除いたり、毛並みを整えるのに便利なブラシ。ノミ取り用の目の細かいコームもあります。長毛種の毛玉をほぐしたり、おしりまわりが汚れやすい子のケアにも◎

短毛種にも長毛種にも使えるよ。
ピンブラシ
絡まった毛をほぐすのに適したブラシ。主に長毛種に使われます。スリッカーブラシよりも肌あたりがやさしく使いやすいので、初心者におすすめです。

毛が短いあたしは使わなくても大丈夫かも。
スリッカーブラシ
毛のもつれや毛玉を取るのに使うブラシ。細くて鋭利なので絡んだ毛をほぐすのに便利な反面、肌を傷つけやすいので使い方に注意。

毛の長い子に使ってあげてね。
ブラッシングの注意点
- 短毛種は週2~3回、長毛種は毎日が理想
- 時間は1日3分程度でよい
- 猫が嫌がる場合は無理に行わない
毛の絡まりや抜け毛の具合は季節や猫によって差があるので、愛猫の状態にあわせて行いましょう。
猫が気持ちよさそうにしているとついついその気持ちにこたえてあげたくなってしまいますが、1日3分程度で十分とのこと。(長毛種で毛玉を取ってあげるのに時間がかかってしまう場合などは例外ですが)
長時間のブラッシングにより必要な毛まで抜けてしまったり、肌を傷つけてしまう恐れがありますので気を付けるようにしましょう。
どうしても猫が嫌がる場合は無理に行わないように。ラバーブラシなどの猫がきもちいいと感じやすいブラシや、手袋上になっていて撫でるだけでブラッシングできるものを短時間ずつ使用するなど少しずつ慣れてもらえるような工夫をすると◎

若い頃はブラッシングは好きじゃなかったけど、今は気持ちいいから大好き。

リラックスしているときに短時間だけなら許す。
短毛種におすすめのブラシ
シリコン製のラバーブラシ。うちではこちらをメインに使用しています。ブラッシング好きのお嬢はいつも気持ちよさそうで、あまり気分が乗らない姫もこちらであれば許してくれることが多いです。
やればやるほどたくさん毛が抜けるので、長時間やりすぎないように注意しましょう。短時間でもしっかり抜け毛を取ることができるのでブラッシング嫌いな子にも◎毛をしっかりキャッチというよりはふわふわと集まってくるイメージです。ブラシが柔らかく肌を傷つける心配が少ないので安心して使えます。
購入当時はまだ猫用がなく、細長いものがペット用として販売されていたと記憶しています。ラバーブラシのほうが抜け毛が取れやすいですが、毛にコシのあるお嬢はこちらのほうが程よく取れて良い感じ。
ラバーブラシよりも硬い素材なので毛をほぐすのにも絡めとるのにも使えて便利です。お嬢はこれくらいの硬さも気持ちよさそうにするのでよく使ってます。むしろお嬢からすりすりしてきてくれるのでスキンシップもできて幸せ。
最後は抜け毛がごっそり取れると話題のファーミネーターです。こちらは我が家では使用していないのですが、かつて勤務していた猫カフェで使っていました。びっくりするくらいアンダーコートが取れます。持ち手が握りやすいので人間も使いやすいです。
ただし、これまでご紹介したアイテムよりブラシ部分が鋭いので暴れてしまう子にはおすすめしません。その代わり小さめにできているブラシ部分の小回りがきくので、顔回りなどもブラッシングしやすく全身くまなくケアができて快適◎短毛種用と長毛種用とで使用感がかなり異なるようなので注文時は間違えないようにご注意くださいね。
短毛種におすすめなブラシ~番外編~
ここからはブラッシングが苦手な子向けのアイテムやおもしろいなと思ったアイテムをご紹介します。
ブラッシング嫌いの子に使ってみていただきたいのがこちら。手袋をはめて撫でるだけの使い方が簡単で、撫でられるのが嫌いでなければお許しいただけるかも。プチプラなので試してみる価値はあると思います。
頭や顎まわり、背中などお気に入りの箇所はブラッシングさせてもらえるけど、嫌なところは嫌!な猫ちゃんにも良さそう。お腹を出して寝てくれている間にサッとやってしまいましょう。
数年前にテレビで猫好きの芸人さんが使っていて話題になったラバーブラシです。手につけてそのまま撫でたり、キャットタワーや机の脚など猫がいつもスリスリしているところに装着して使用します。
気に入ってくれるかどうかは猫次第ですが、猫の習性を利用したおもしろいアイテムだなと思いました。猫が気持ちいいと感じてくれるなら一石三鳥くらいです。うちのお嬢も姫もよくスリスリしている家具があるので使ってみようかな。
短毛種におすすめのブラシまとめ
- ピンブラシやスリッカーブラシなどの長毛種向けのブラシはあまり必要ない
- 慣れていない人や猫にはラバーブラシがおすすめ
- ブラッシングが苦手な子には便利グッズも
ブラッシングは愛猫の健康を保つだけでなく、飼い主とのコミュニケーションにもなる大事なケアのひとつです。
みなさんの猫ちゃんのお気に召すブラッシングアイテムが見つかりますように!
コメント