紫外線対策に欠かせない日焼け止め。
「ジュエリーを身につけるときの日焼け止めってどうしたらいいの…?」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は大切なジュエリーと紫外線対策を両立するためのケアを徹底解説!
お気に入りのアクセサリーを長く美しく保つための知識をお届けします。

管理人も悩んでいたジュエリーと日焼け止め問題。
リサーチ結果をご紹介します!
日焼け止めのジュエリーへの影響
日焼け止めにはさまざまな成分が含まれています。
- 紫外線吸収剤
- 油分
- 防腐剤や香料
こうした成分はとくにK10やK18、シルバーを変色させてしまう可能性があります。
プラチナは変色しにくいと言われていますが、くすみなどでその輝きを失ってしまうことも。

K10やK18は金と銀や銅などの金属でつくられた合金のため、金以外の酸化などで変色してしまうことがあります。
他にも色石がついているジュエリーは変色や退色などのリスクが高くなります。
宝石には直接日焼け止めが付着しないよう特に注意しましょう。
ジュエリーに優しい日焼け止めの選び方
ジュエリーを傷めずに紫外線対策をするためには、日焼け止め選びが重要です。
日焼け止めには大きく分けて紫外線吸収剤と紫外線散乱剤がありますが、紫外線吸収剤は肌の上で化学反応が起きていますので肌への刺激だけでなくジュエリーにも影響がある可能性があります。
- 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)
- 油分控えめな水系処方(アクアベース)
- 無香料、無着色、アルコールフリー
- 石鹸で落とせる、ウォータープルーフではない
ビオレUVアクアリッチ ウォータリーホールドクリーム
ノンケミカル処方で酸化亜鉛フリー、アルコールフリー、無着色、石鹸で落とせるジュエリーにも敏感肌にも優しいタイプ。微香料。
管理人が体用に使っている日焼け止めです。
粉っぽく伸びが悪くなりがちな紫外線散乱剤ですが、こちらは伸びが良く刺激を感じることもないので気に入っています。
キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス
ノンケミカル処方で酸化亜鉛フリー、アルコールフリー、無着色、無香料。ちりやほこり、花粉のような汚れの付着を防ぐ。
管理人は顔に使用していますが、刺激を感じることなく伸びも良いので何度もリピートしています。
顔なのでクレンジングしていますが、体はボディソープなどでよく洗うよう記載があります。
首元や耳などジュエリーへの付着が気になる箇所への部分的な使用であればクレンジングするのが良さそうですね。
ジュエリーを着用する際の日焼け止めの使い方
ジュエリーを着用する前に塗る
ジュエリーをつけてから日焼け止めを塗る行為はNG。スプレーなど粒子が細かい日焼け止めも控えましょう。
日焼け止めに含まれる成分が原因で変色やくすみ、錆が発生してしまいます。
少し手間ですが、大切なジュエリーを守るために日焼け止めを塗り直す際も一度外してから塗るようにしましょう。
乾くまで待ってからジュエリーを着ける
日焼け止めを塗ったら完全に乾くのを待ちましょう。
肌にしっかりなじませてからジュエリーを着用すれば、日焼け止め付着のリスクを低減できます。
目安は10分程度ですが、乾くまでの時間は日焼け止めの種類により様々ですので様子を見ながら判断してください。

日焼け止めを塗った手でそのままジュエリーを触るのはやめましょう。
手についた日焼け止めを洗い流してからジュエリーを着用してくださいね。
ジュエリー着用後のケア方法
柔らかい布で拭く
日常のお手入れとして行いたいのがジュエリークロスやメガネ拭きなどのやわらかい布でジュエリーを拭くこと。軽い汚れであればこれだけでも結構きれいになります。
セーム革は汚れがよく落ちるのでおすすめ。日々使っているとセーム革自体が汚れますので洗い替え用に2枚あると便利です◎
ぬるま湯と中性洗剤で軽く洗う
日焼け止めがついてしまったり、汚れが気になるようになってしまったらぬるま湯と中性洗剤で洗いましょう。地金部分は歯ブラシなどの柔らかいブラシで優しくこすると汚れが落ちます。
- 中性洗剤を溶かしたぬるま湯にジュエリーを浸して汚れを浮かせる。
- 汚れが浮いてきたら地金部分のみ柔らかいブラシを使って汚れを落とす。
- その後、水かぬるま湯を使用してよく洗い流す。
※水やぬるま湯で洗い流す際は排水口に要注意。容器の中で作業することをおすすめします。
ダイヤモンド、ルビー、サファイアのゴールドもしくはプラチナジュエリーはこの方法で洗浄しても基本的には問題ありません。
それ以外の地金や、中性洗剤での洗浄NGな宝石がついたものは避けたほうが良いでしょう。わからない場合は自己判断せずにジュエリーショップなど専門店で相談してみてくださいね。

管理人は心配性なので夏場は地金のみ or ダイヤモンドジュエリーばかり身につけています。
よく乾かしてから保管
湿気が残っていると変色の原因になります。
洗浄後は柔らかい布で水分を拭きとり、よく乾かしてから保管するようにしましょう。
落として傷をつけたり割れたりするのを防ぐために、タオルなどの上で作業すると安心です。
美しさをキープするには”先回りのケア”がカギ
紫外線対策に欠かせない日焼け止めは、ジュエリーにとって良くない影響を与えてしまう可能性のある存在。
しかし、ちょっとした使い方の工夫やケアを意識するだけでもダメージのリスクを減らすことができます。
お気に入りのジュエリーを長く愛用するためにもぜひ活用してみてください!
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