「暑いのになぜか手足が冷たい」、「お腹を壊しやすい」など、夏の冷えに悩まされていませんか?
実はその症状、夏特有の”隠れ冷え”かもしれません。
冷房や冷たい飲み物の影響で身体の深部が冷えてしまい、体調を崩す人も増えています。
冷えタイプによって症状も原因も違うため、正しい対策をするにはまず「自分の冷えタイプを知ること」が大切です。
この記事では、冷えタイプを4つに分け、それぞれに合った対策をご紹介します。
冷えタイプ|あなたはどれ?
四肢末端型(手足がいつも冷たい)
- 手足が氷のように冷たい
- あまり汗をかかない
- 食事量は少なめ
- 寒いところに行くと手足の先が冷えやすい
- 肩こりや頭痛がある
女性に多く見られるタイプで、過度なダイエットによる栄養不足や運動不足などが原因。
- 靴下やレッグウォーマーで足元を冷やさない
- 軽い運動やストレッチを習慣にして血流アップ
- 朝の白湯、昼の温かい飲み物で身体の内側から温める
内蔵型(お腹・腰が冷える)
- 触ると手も足も温かい
- 全身に汗をかき冷えやすい
- 食事量は多め
- 寒いところに行くと下腹部や太もも、二の腕が冷えやすい
- お腹の張りを感じやすく、女性は生理痛が酷い
内臓の冷えにより身体の深部が上手く機能していない状態。ストレスが原因と言われる。
- 夏用腹巻、低温カイロでお腹まわりを温める
- 飲み物は常温~温かいものを選ぶ
- 冷たいものの摂りすぎを避け、温かい食事を意識
下半身型(足~腰だけ冷たい)
- 手は温かいが足だけ冷たい
- 上半身に主に汗をかく
- 食事量は普通
- 寒いところに行くとふくらはぎや足先が冷えやすい
- 顔のほてりやのぼせがある
長時間の同じ姿勢、悪い姿勢などが原因で下半身の血行が悪くなってしまうタイプ。
- スクワットや骨盤体操、ストレッチなどで下半身の血の巡りを良くする
- タイツや腹巻などで下半身を温める
- こまめに動くようにしたり、良い姿勢でいたりすることを意識
全身型(慢性的に体温が低い)
- もともと体温が低い
- 身体全体が冷えやすい
- 倦怠感がある、風邪を引きやすい
- お腹を壊しやすい
身体全体の代謝が落ちており、冷えを感じやすい状態。生活習慣の見直しが必要。
- 入浴はシャワーだけでなく湯船につかる ⇒ エプソムソルト入浴がおすすめ
- 規則正しい生活、栄養バランスのとれた食事、適度な運動で免疫力を高める
- 冷え取りグッズ(腹巻、レッグウォーマー、カイロなど)を習慣化する
冷えタイプがわかれば対策は簡単になる
同じ「冷え」に見えても原因や感じ方は人によって違います。
まずは自分のタイプを知って、それに合った対策を取り入れることが冷え体質を和らげる第一歩です。

管理人は様々な不調に悩まされて駆け込んだ鍼灸院で「とにかく冷えがすごい」と言われるまで冷え性の自覚がありませんでした。
「すぐに手足が冷たくなる四肢末端型」+「お腹・腰が冷える内臓型」の混合で、症状に合わせた治療と対策をしています。
おすすめの冷え対策グッズについて記事にしていますのでよかったら参考にしてくださいね。
冷えや便秘にお悩みの方におすすめ!エプソムソルトを試してみた
夏の冷えは「自覚がない」のが一番こわい
「暑いから冷え対策をしていない」という人こそ、実は身体の内側が冷えていることも。
身体の冷えは、むくみ・倦怠感・肌荒れ・胃腸の不調など様々な原因になります。
自分の冷えタイプを知って、無理なく続けられるケアを取り入れてみてくださいね。
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