初心者がルース販売会に行ってみた

体験レポート

ジュエリーにハマったばかりの私が今度は初めてのルース販売会に行ってみました。「石」が好きなら知識がなくても楽しめます!早速体験レポートを書いていきます!

ルースとは

ルースとはジュエリーなどに加工されていない宝石のこと。裸石とも呼ばれ、原石からカットや研磨が施された状態です。ルースのまま鑑賞したり、アクセサリーやジュエリーに加工したり、用途は様々です。

ルース販売会とは

ルース販売会とはその名の通り、ルースを販売する展示会や販売会のこと。毎年12月頃に池袋で開催される「東京ミネラルショー」が最も大きな展示・販売会で、300以上の企業が出展します。その他に「ミネラルマルシェ」と呼ばれる展示・販売会が全国各地で行われていたり、各企業で個別に販売会が行われていたりします。

ルースを購入するメリットとデメリット

メリット

  1. 宝石の種類だけでなくカラーやカット、大きさまで自分の好きなものを選べる
  2. 宝石自体の魅力を楽しめる
  3. 理想のジュエリーに仕立てることができる
  4. 安価に購入できる場合がある
  5. 珍しい石を購入できる可能性がある

デメリット

  1. 初心者は豊富な種類から選ぶのが難しい
  2. 身につけるためにはジュエリーに仕立てる必要がある
  3. ジュエリーに比べると、購入できる機会が少ない

目的と下調べ

私の場合は「石」の知識が少なく、とにかく実物を見てみたいという気持ちが強かったため、多くのルースが展示・販売されるところへ足を運ぶことにしました。惹かれるルースに出会えたら購入してジュエリーにすることを考えていたので、ネット検索やSNSで気になる宝石の硬度や取り扱いについて調べました。

次に販売会参加の際の注意点を調べたところ、以下のアドバイスが多かったためその通りにしました。

  1. 現金を用意すること
  2. 予算を決めていくこと

初心者は千円札×10枚の1万円を予算として持っていくことをおすすめしている方が多かったのでその通りにしましたが、実際に行ってみた私からもおすすめします。その理由は、初心者が高額なものをあれこれと買うにはハードルが高いこと、リーズナブルな価格のものを買うのに現金のほうがスムーズなこと、金額にもよりますがキャッシュレスに対応していない出展者がいること等です。

東洋ルース販売会 in 池袋

先日池袋で開催されていた、東洋ルースさんの販売会に行ってきました。こちらは入場料が無料で、気軽に行けることが魅力だと思います。ルース販売会に行くのが初めてで何もわからないまま行ってしまいましたが、私の場合は十分楽しむことができました!

会場は会議室の一室で、机の上にズラリと並べられたルースの中からほしいものをカゴに入れていき、レジで購入する形式です。今回は現金とPayPayが利用できました。ルースは宝石の種類ごとにまとめられて1つずつケースに入っており、同じ宝石でも色の出方やカットの種類、重さ(ct)などによってそれぞれ値段がつけられています。来場者の中でも詳しそうな方はいくつもルースを見比べていたり、ルーペをのぞいていたりしていましたが、知識のない私は直感的に惹かれたルースを選んで購入しました。

お買い得コーナーやくじなどのイベントもあり、宝探しゲームをしているような気分でした。価格は数百円~とリーズナブルなものもあるので、予算に合わせて選べるところも魅力だと思います。自分が石を選んでいるのか、石に選ばれているのかはわかりませんが、ビビビッとくる石に出会えて大満足でした。

東京ミネラルショー 2024

さすが日本最大級のミネラルショー、出展数も来場者数も多かったです。一般向け入場料一日券が1,000円で、イープラスで購入して事前に紙チケットを発券していくか、電子チケットを窓口で紙チケットと交換してもらうかでした。電子チケットはそのまま入場できずに窓口に並ばないといけないので、事前に紙チケットを発券していくことをおすすめします。(これでは電子チケットの意味がないと思うので改善して頂きたいところです。)

私は土曜日のお昼前頃に到着し、意外と空いてるな〜と思っているとあっという間に混雑していきました。フロアは3階にわかれており、目星をつけていた店舗をまわります。扱っているものは出展者により鉱物やルース、仕立てられたジュエリーと幅広く、値段も数百円から百万円を超えるものまでかなりの幅がありました。日本だけでなく海外からの出展もあり、かなりの規模の展示・販売会だと思います。こういった販売会は1点ものが多く、同じ大きさ同じ値段の石でもそれぞれ個性がありますので一期一会の出会いがあることが魅力ですよね。

とにかく人が多いこと、商品数が多いことから、そういった場所が苦手な方にはあまりおすすめしません。ですが、日本だけでなく世界中から集められた珍しい石やジュエリーの実物を見て購入することができるので、「石」に興味のある人は知識がなくても楽しめると思います。私のような初心者でも、時間と体力があればいくらでもいられるなと感じました。今回はあまり時間がとれなかったので、来年までに知識と体力をつけてリベンジしようと思います!

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