そろそろちゃんとしたジュエリーがほしいけど、どんなものを買ったら後悔しないかな?みんなは何を買ったんだろう?とお悩みの方もいると思います。私は憧れブランドのリング、ネックレス、イヤリングの計3点を買いました!購入に至るまでの間に疑問に思って調べたことをまとめていきます。
ジュエリーとは?
「宝石と貴金属およびその合金を用いた装身具をいう。」と日本ジュエリー協会により定義されています。宝石とは美しさ、希少性、耐久性のある天然の鉱物と有機物のこと。貴金属とは金(ゴールド)、白金(プラチナ)、パラジウム、ロジウム、銀(シルバー)など8種の素材を指します。
アクセサリーとの違いは?
ジュエリーは使用する素材に制限があるのに対し、アクセサリーには制限がありません。一般にイメージされるネックレスやリングなどに加えて、帽子やベルトなどもアクセサリーの一種です。つまり、アクセサリーのうち特定の素材を用いたものをジュエリーと呼ぶということになります。
地金(じがね)とは?
ジュエリーに使用される金属のこと。金(ゴールド)、銀(シルバー)、白金(プラチナ)などがあります。よく用いられる地金は合金であり、その割合によって呼称が変わります。
K24(24金):純金。100%の金は化学的、理論的に存在しないため、99.9%以上の金のことを指す。元素記号を用いてAu999ともいわれる。
K18(18金):18/24の割合、つまり75%の金と25%の他の金属でつくられた合金。元素記号を用いてAu750ともいわれる。
K10(10金):10/24の割合、つまり41.6%の金と58.4%の他の金属でつくられた合金。元素記号を用いてAu416ともいわれる。
SV925(Silver925、SILVER925):92.5%の銀と7.5%の他の金属でつくられた合金。SV、Silver、SILVERの表記は銀92.5%以上の純度でないと不可。92.5%の銀と7.5%の銅でつくられた合金をsterling silver(スターリングシルバー)と呼ぶ。
Pt950:95%のプラチナと5%の他の金属でつくられた合金。
Pt900:90%のプラチナと10%の他の金属でつくられた合金。
Pt850:85%のプラチナと15%の他の金属でつくられた合金。この85%に満たない純度の製品はプラチナ製品と表示してはいけない。
カラーゴールドって何?
金は割金(他の金属)を添加することにより、様々な色にすることができます。定番のイエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドは割金の種類が異なるため地金の色に違いが出ます。
①イエローゴールド(YG):金、銀、銅
金の純度が高いほど黄みが強くなります。K18とK10を比較すると、K18のほうが純金に近い色でK10のほうが柔らかい色をしています。合金で耐久性を上げていますので、純金に似た色合いで強度もあるジュエリーにぴったりの素材です。
しかし、金属アレルギーを起こしやすいとされる銅が含まれていますので、純金と比べるとアレルギーは出やすいです。金属アレルギーをお持ちの方はK10などの金の純度が低いものには注意しましょう。
②ピンクゴールド(PG):金、銀、銅、パラジウム
金の純度によって色合いが変わります。銅が多くなるとピンク色が強くなりますので、K18よりもK10のほうが濃いピンク色になります。合金によって強度を出していますので、耐久性の面ではK18よりもK10のほうが優れていると言えます。
一方、銅やパラジウムはアレルギーを起こしやすいとされる金属。純金は変色したり錆びたりしませんが、合金によってそれらが起こってしまうこともあります。使用後は柔らかい布で拭いたり、定期的にクリーニングをしてもらったりとメンテナンスを行いましょう。
③ホワイトゴールド(WG):金、パラジウム、銀 or 金、ニッケル、亜鉛、銅 + ロジウムコーティング
金に白色系の金属を添加してロジウムコーティングをしているものが多いため、プラチナや銀よりも柔らかくて白っぽい色をしています。こちらも合金によって強度を出しているため、金の純度が低いもののほうが耐久性に優れている場合が多いです。
WGはパラジウムやニッケルなどの金属が含まれているため、金属アレルギーをお持ちの方は注意してください。また、ロジウム加工でシルバーカラーにしていますので、長く着用しているとコーティングが剥がれて変色したように見えてしまうことがあります。気になる場合は再加工してもらいましょう。
一生物ジュエリーの選び方
私が購入時にこだわった点は以下の通りです。
- 年齢を重ねても愛せるデザイン
- 長く使える耐久性のある素材
- 取り扱いが難しくない
- メンテナンスをしてもらえる
- 自分に似合う
アイテムはリング、ネックレス、イヤリングの3点にしようと決めていました。理由はアクセサリーとして日頃から身につける習慣があったからです。せっかくジュエリーを手に入れるなら目で見て楽しめて、着用して楽しめるものがいい。
これらに当てはまるアイテムをSNSやネットで調べ、ショップへ足を運んで試着させてもらいました。具体的に候補にあがったアイテムは事項で紹介します。
購入を検討したジュエリー
①リング
- ショーメ ビーマイラブ ハニカムリング
- ショパール アイスキューブ
- TASAKI ピアノ ライン 20 リング
- ティファニー トゥルーナローリング
- ブシュロン クルドパリ リング スモール or ミディアム
- ブシュロン グログラン リング スモール
②ネックレス
- カシケイ ネイキッド ネックレス(クロスタイプ)
- カシケイ ネイキッド ペンダント(バータイプ)
③イヤリング
- カシケイ ネイキッド イヤリング(クロスタイプ) ※受注生産、追加料金
- カシケイ ネイキッド イヤリング(バータイプ) ※受注生産、追加料金
ネックレスとイヤリングは決めていたブランドがあったので、他のブランドは参考程度にしか見ていません。リングはどれにするか迷っていたので、気になるものを事前にチェックして百貨店へ行きました。
購入品とその決め手
①リング
ブシュロン クルドパリ ミディアムのYG を購入しました。決め手は試着したときのフィーリングです。色々とこだわりをお話しましたが、自分のときめきを1番大切にしました。検討したアイテムは全てK18地金のみ、どこのブランドもアフターケアをしてくださいますので適切にお手入れしていれば長く愛用できます。私は指の節が太いため、リングがくるくるとまわってもストレスに感じないデザインであることを条件に追加していましたが、候補のアイテムは全て最初の条件をクリアしてるんですよね。
色々あって選べない…と迷ってしまうかと思いましたが、クルドパリのミディアムを試着した瞬間に「あ、これだ!」となりました。自分以外のジュエリー選びに同行することもありますが、同じように「あ、これだ!」となる瞬間に遭遇することがあります。好みと似合うものが一致した瞬間は最高に幸せ。地金のみなのにキラキラと輝くクルドパリ、一生大切にします!
②ネックレス
憧れのカシケイでネックレスを買うぞ!と試着させてもらい、シリーズとモチーフのサイズは決まっていました。ブラウンゴールドというブランド独自の地金が絶妙な色合いで、YGでもPGでもWGやプラチナでも違和感なく合わせられます。今はYGメインで着用していますが、PGとプラチナも持っている私にとって嬉しいポイントです!
が、クロスタイプにするかバータイプにするか決めかねていたんですよね。自分的にはバータイプかな〜なんて思っていたのですが、試着した私を見た同行者がクロスタイプのほうが全身のバランスが良い!と。どちらを購入しても後悔しない自信があったからこそ迷っていたのですが、その一声でクロスタイプに即決しました。ありがとう、母!身内の意見も大切にしましょう!
ちなみにジュエリーバイヤーのフクダさんがおすすめされていたものです!
③イヤリング
カシケイでネックレスとお揃いのピアスがあっていいな〜と見ていたところ、受注生産+追加料金にはなるもののイヤリングを製作してもらえることがわかりました。ピアスより使用している地金の量が多いため金額が上がることは想定していたので、受注生産をお願いすることにしました。ピアスを耳元にあてさせてもらい、しっくりきた小さいほうのサイズに。
市場では価値があまり高くないとされるブラウンダイヤですが、とっっってもきれいなんです。小ぶりですがダイヤがキラキラしてて私には十分すぎる存在感!イヤリングはネジバネ式のものですが耳に当たる部分にシリコンがついていて、1日つけていても痛くなりません。そして実物を見て1番感動したのが、耳を挟む部分がネイキッドというシリーズの特徴である少し鋭利な形状になっているところ。超超超超超超超超お気に入りです。イヤリング派で購入を諦めていた方がいたらお問い合わせしてみてくださいね!
購入したジュエリーのお手入れはこちらの2枚セットのクロスがおすすめです。洗い替えができて便利!
また、自分で調べていく中でジュエリーについてもっと知りたい!と思ったのでこちらの本を読んで勉強しました。ジュエリーの長い歴史について記載されています。購入時に注意するポイントなども書かれており、とても参考になりました!
まとめ
一生物のジュエリー選びについてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
- 年齢を重ねても愛せるデザイン
- 長く使える耐久性のある素材
- 取り扱いが難しくない
- メンテナンスをしてもらえる
- 自分に似合う
管理人は上記の条件でジュエリーを購入しましたが、選び方のポイントは人それぞれだと思います。ご自身の譲れないポイントについてもぜひ考えてみてくださいね。
こちらの記事をみつけてくださった方が納得のいく一生物ジュエリーをお迎えできますように!
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