ルースって買ってどうするの?と疑問に思っている方へ。これからご紹介する3つのアイテムがあれば初心者も十分にルースを楽しめます!

ジュエリーにお仕立てするつもりのないルースはどうやって楽しんだらいいかな?

管理人がルースを楽しむためにまず揃えたアイテムはルーペ、ピンセット、ペンライトの3点です。それぞれ選んだ理由をご紹介していきますね!
ルースって何?
ルースとはジュエリーなどに加工されていない宝石のこと。裸石とも呼ばれ、原石からカットや研磨が施された状態です。ルースのまま鑑賞したり、アクセサリーやジュエリーに加工したり、用途は様々です。
ルースを購入するメリットやデメリット、入手方法など詳しくはこちらの記事をどうぞ
ルースを楽しむための道具①~10倍ルーペ~
まずはLEDとUVライト付きの10倍ルーペを購入しました。理由は以下の通りです。
- それぞれの石の特徴をじっくり観察したい
- 倍率が高すぎると粗探しのようになる可能性があるので10倍がおすすめとの意見があった
- 暗い場所や明るさを調節できない出先でも使えるようにLEDライト付きが良い
- UVライトは種類があり難しそうなので、おまけ程度についているものでお試ししたい
実際に購入したアイテムはこちら


ルーペを使うと、こんなふうに見えるんですか?

こちらは10倍ルーペを使ってスマホで撮影した画像です。実物はもう少し明るく、くっきりと見えますよ。
使用した感想
- インクルージョンもファイアもカットも色だまりもよく見える
- 価格の差はレンズの品質に出るとのことだが、初心者にはこの程度でも十分
- 昼間でも手元が暗くなることがあるのでLEDライト付きだと見やすい
- UVライトで蛍光するダイヤモンドを確認できた
- 充電式なので電池を用意、交換する手間がなくて便利

ライブや観劇で双眼鏡(オペラグラス)を使う人はイメージしやすいかも。高価格のものは高品質なレンズを使用して精密につくられているので、推しが見やすいですよね。「推し(石)をどれだけ鮮明に見たいか」で価格帯を決めると良いと思います。
電池式のものはこちら
ライトなしのものはこちら
ルースを楽しむための道具②~ピンセット~
次は必需品のピンセット。管理人は先端が金属製ではないものを選びました。購入理由は下記。
- ケース越しではなく直接ルースを観察したい
- ルースを素手で触ると破損や劣化に繋がる可能性がある
- モース硬度の低い石こそルースのまま楽しむ可能性が高いので、傷つけにくい素材が良い
- 使いづらければモース硬度の高い石用に先端が金属製のピンセットを買うつもり
実際に購入したアイテムはこちら


石屋さんのオンラインショップやSNSの投稿でよく見かけるやつだ!

管理人もみなさんの真似をして、モンタナサファイアを撮影してみました。
先端がプラスチック製なので、デリケートな石にも使えるところがお気に入りです。
使用した感想
- 慣れるまでは使いづらいかも
- 先端まで金属製のものと比べると掴む力が弱く滑りやすい
- モース硬度の低いルースに使用してみたが問題なく使用できた
- しばらく使用してみて不便だと感じたら先端まで金属製のピンセットを検討する

プロや慣れている方はモース硬度が低くても下記のような先端まで金属製のピンセットを使用されているところを見かけます。ガッチリとつかめるところがメリットですが、心配な方は先端が石を傷つけにくい素材のものをおすすめします。
ルースを楽しむための道具③~白熱灯ペンライト~
最後は白熱灯のペンライト。カラーチェンジを見るために購入しました。
- 自宅でもアレキサンドライトのカラーチェンジをしっかりと楽しみたい
- UVライトのような種類がなく、知識の少ない初心者でも簡単に選べる
実際に購入したアイテムはこちら

この画像はないんですか?

しっかりとカラーチェンジするアレキサンドライトを持っているのですが、上手く写真が撮れなくて…コツがわかったら更新します!
使用した感想
- 電池を入れてペンのように上部を押すだけなので使い方が簡単
- 目的のカラーチェンジをしっかりと確認できた
- 電池と電球が消耗品のため、もっとコスパの良いものはあるかもしれない

これについてはこだわりがなかったので、よく見かけるものを購入しました。
あまり種類が多くないので、迷ったらこちらで十分かなと思います。
まとめ
今回は初心者がルースを楽しむために揃えると便利なアイテム3選をご紹介しました。
- 10倍ルーペ
- 尖端が金属製ではないピンセット
- 白熱灯ペンライト
まずはリーズナブルなのものから揃えていき、慣れてきたら道具の種類を増やして、品質を上げていけば良いと思います。
便利な道具を使ってルースを存分に楽しみたいですね。
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